宇都宮内科クリニックは、本日2020年4月2日でちょうど開院2周年を迎えました。             

現在、日本国民の一番の関心ごとは連日絶え間なく報道される新型コロナウイルスのことかと思います。日本を含めた世界中でコロナウイルスが猛威を振るっておりますが、幸い、愛媛県では東京などの都市部ほど新型コロナウイルス感染症の発症は確認されていないようです。しかしながら、不顕性感染者も多く、潜在的な感染者数はもっとたくさんいることは確実かと思います。当地域にはご高齢の方も多く、ワクチンや特効薬がない現状では、感染した場合に重篤化する可能性が高い方も多いかと思います。普段からの手洗いやうがいに始まる標準的な感染予防に気を使って頂くとともに、新型コロナウイルス感染症の早期終息を祈っています。

クリニックの運営に関しましては、開業当初と比べると通院期間も長くなり、患者様に「そういえば、ここも調子悪いから、診てほしい」と言って気軽に相談して頂くような「阿吽(あうん）の診療」も多くなり、2年という時の流れを実感しております。また、専門としている胃カメラ、大腸カメラにつきましても「これまで反射がきつかったけど今回は楽だった」「眠って検査したから終わったらもう終わっていた」といった声を頂き、今後も負担が少なく、見落としのない正確な胃カメラ・大腸カメラを続けていければと思います。

現時点で当地域にはコロナウイルス感染は確認されておりませんが、今後感染者が出てきた場合には、ワクチン・特効薬がない現状においては、やはり感染予防が一番大事かと思います。世間ではテレビやインターネットなどコロナウイルス関連の情報があふれていますが、どれが正しくてどれが誤っているか取捨選択するには専門の医学的知識や視点が必要です。コロナウイルス感染症の知見も含めて、最新の医学的知見をアップデートしていく所存ですので、コロナウイルスが心配で、どんなことに気を付けたらよいかといった日常的な心配事から内科的な症状まで、どんな些細な症状でもご気軽にご相談ください。

　　　　　　　　　　　　　　　宇都宮内科クリニック　院長　宇都宮大貴