新年あけましておめでとうございます🎍院長の宇都宮 大貴です。
日頃より、宇都宮内科クリニックへのご理解とご協力を頂き、心より御礼申し上げます。
近年、日本人の平均寿命は延び続けておりますが、その反面、国民医療費は高齢化、医薬品の高額化により増え続けております。
生活習慣病を放置したことにより発症する脳梗塞や心筋梗塞といった心臓血管疾患は著しく身体機能を害し、食道癌・胃癌・大腸癌といった悪性疾患が進行して発見された際に行う手術、放射線、抗癌剤などは多額の医療費負担が生じます。
それまで当り前と思っていた日常生活を一変させる病気はいつ起こるか分からないと言われていますが、それは一部では事実ではありません。病気を発症(脳梗塞や心筋梗塞など)、病気を発見(エコー、胃カメラ、大腸カメラで癌を発見)したときのみに注目すると急な出来事のように思われがちですが、対策(リスクマネジメント)が十分であったか考える必要があります。
血圧、糖尿病、コレステロールのコントロールが悪い、血管年齢が進行している、常習飲酒家・愛煙家、血管の病気の家系⇒脳梗塞や心筋梗塞の可能性
常習飲酒家・愛煙家、癌家系、ピロリ菌を指摘されたことがある、脂っこいものが好き、糖尿病がある、胃腸の不調が続く、体重減少⇒消化器癌の可能性
定期的なエコー、胃カメラ、検便・大腸カメラを受けていない⇒発見された時には消化器癌が進行している可能性
定期的な診察・検査を受ける事である程度、病気を予測・早期発見することはできますので、上に当てはまる方は是非、自分の体(なにより大切な資本です)への対策(リスクマネジメント)を再度考えて頂ければと思います。
当院では「未病あるいは早期のうちに病を予防・発見する」予防医学の理念のもと、生活習慣病に対する治療・指導や消化器の専門医として食道癌・胃癌・大腸癌をできるだけ早期で発見・治療するために胃カメラ・大腸カメラを積極的に行っております。
これまで、生活習慣病を指摘されたことがあるが放置されている方、40歳以上で一度も胃腸の検査を受けられたことのない方、胃腸検査は受けたことがあるがしんどい思いをしたことがあり、最近検査を受けられていない方などは是非一度、当院へ足を運んで頂ければと思います。
地域の皆様の健康を全力でサポートする為に、職員一丸となって努力していきたいと思っておりますので、本年もどうぞよろしくお願い致します。
宇都宮内科クリニック 院長 宇都宮 大貴