健診と検診の違いについて2019.06.06
院長ブログ
こんにちは。宇都宮内科クリニック院長の宇都宮 大貴です。2019年が始まり、はや半年ですね。行く先々で色づく紫陽花を見かける季節となりました。
6月は比較的病気が少ない月といえます。そのため、今回は、検診・健診についてお話したいと思います。「けんしん」と辞書でひくと、確かに健診と検診が出てきます。
健診とは・・・
健康診断の略であり、健康を診断するものです。会社で行う定期健診や、特定健診(特定健康診査)が主のものになります。肥満はないか、血圧は大丈夫かなど、体の全体的なチェックとなり、生活習慣を見直すことが目的ですので、一次予防の検査となります。
検診とは・・・
検査することを目的にしているため、ガン検診(胃がん、大腸がん、肺がん、子宮がん、乳がん等)や、歯科検診など、特定の臓器を検査することを目的とした場合の検査を表します。予防医学的には、早期発見が目的ですから、二次予防の検査になります。
がん検診の他にも、特定健診や職場などの健診も受けられる方は多いと思います。これらの健診も、糖尿病や脂質異常症、高血圧などの成人病を早い段階で見つけることにより、それらの疾患で引き起こされる、脳出血や脳梗塞、狭心症、心筋梗塞、腎不全などになる確率を下げる効果があります。これらの疾患は死亡する確率も高いですが、救命できたとしても後遺症を残す確率も高いため、予防することこそが重要なのです。
当院では、健診ならびに消化器疾患の検診を受け付けております。
☑ 健診を受けてみたい。
☑ 健診で異常を指摘されたが、どうしたらよいか分からない。
☑ 生活習慣病の診断・治療を受けたい。
☑ 消化器疾患の検診を受けてみたい。
お気軽に当院までご来院ください。
宇都宮内科クリニック
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